
よーた(@yotaszk)です。「WWDC 2017」の基調講演にて「iPad Pro」の10.5インチモデルを発表した。なぜこのサイズなのか、スペックの進化についてKeynoteで語られたので、ぱぱっと読めるようにまとめておく!
10.5インチ「iPad Pro」
2010年の登場以来、「iPad Pro」は9.7インチのディスプレイを搭載し続けてきたが「iPad Pro」の10.5インチモデルがついにお披露目された。

なぜこのサイズなのかと言えば、フルサイズのキーボードが快適なサイズだからということをKeynoteでは喋っていた。「Smart Keyboards」が多言語化(JISなど)に対応することも示唆?していた。

「A10X Fusion」、グラフィックスも高速化
「iPad Pro」は6コアの「A10X Fusion」を搭載する。

グラフィックスも最高に高速化した。

ディスプレイもさらに進化
ディスプレイのリフレッシュレートも従来の60Hzから120Hzになる。True Toneディスプレイももちろん搭載されているので今までの綺麗なディスプレイも健在だ。


カメラはiPhone 7レベルに
メインカメラは「iPhone 7」レベルになる。12メガピクセルのカメラを採用し4Kビデオも撮影できる。F値は1.8で、さらにハイスピードになったシャッターを搭載するそう。

フロントカメラも7メガピクセルを搭載する。Retina Flashも搭載されるので、夜にセルフィーをするときには便利でしょう!
Apple Pencilも進化
「Apple Pencil」も「iPad Pro」の進化にあわせて進化する。「iOS 11」のメモアプリが進化し、スキャナー機能も搭載する。そこで書類を読み込みその上にサインをするということもできるようだ。

「iPad Pro」のための「iOS 11」
「iPad Pro」のために「iOS 11」も一歩前進する。

具体的に以下のような機能が使えるようになる。
- マルチタスキング
- 新しいアプリスイッチャー
- アプリ間のドラッグアンドドロップ
- キーボードの新しい操作方法
- ファイル管理アプリ「Files」
- スキャン機能などを組み込んだ新しいメモアプリ
その中でも注目したいのが「Files」だ。一言で言えばMacの「Finder」のようなアプリだ。る。そして「iCloud Drive」はもちろんのこと「Google Drive」や「Box」「Ddopbox」などのサードパーティ製のクラウドとも連携できる。

「iPad Pro」のラインナップ・発売日は?
「iPad Pro」のラインナップは10.5インチと12.9インチの2サイズになる。64GB、256GB、そして512GBの「iPad Pro」も登場。価格は10.5インチで649ドルから、12.9インチは799ドルから発売する。

本日よりApple公式サイトでプレオーダーの受付が開始され、来週中に出荷されるとのこと。「iOS 11」は秋だが本体は早く手に入るようだ。

なお、基調講演が終了後「iPad Pro」はApple公式サイトに登場し、記事再編集時点では販売が開始されている。
紹介動画は以下からご覧あれ!
