よーた(@yotaszk)です。GmailからiCloudメールアドレスを使って送信する設定をしたときに、「Apple ID」のApp用パスワードを生成する必要がある。その方法を忘備録としてまとめておく。
App用パスワードとは?
App用パスワードとは何なのか。Apple IDのパスワードとは別物で、Apple以外のサービスにアクセスする際に、そのサービス専用に生成されるパスワードのこと。最大25個まで同時に生成でき、使わないApp用パスワードは削除もできる。
サポートページには以下のような記述がある。
App 用パスワードは Apple ID 用の 1 回限定使用のパスワードで、これを使えば、他社製の App からアカウントにサインインし、iCloud に保存されている情報に安全にアクセスできます。たとえば、Microsoft Outlook や Mozilla Thunderbird、Apple 以外が提供している他社のメール/連絡先/カレンダーサービスで App 用パスワードを使います。App 用パスワードはセキュリティ対策として万全で、Apple ID のパスワードが他社製の App から収集または保存される事態を確実に防げます。
App 用パスワードを作成して使用するには、Apple ID を 2 ファクタ認証で保護しておく必要があります。
なお、App用パスワードの生成には「Apple IDの2ファクタ認証」をオンにしておく必要があるので注意してほしい。
App用パスワードの生成方法
Apple IDの管理画面である「Apple IDを管理 – Apple (日本)」というページにアクセスする。この際に秘密の質問を聞かれる場合もあるので、予め思い出しておきましょう。
サインインし、「セキュリティ」というセクションの「パスワードを生成」ボタンへ
パスワードの識別のために自由な名前がつけられる。これは、App用パスワードの管理ページで表示されるのでわかりやすいものにしておくといいだろう。僕は、Gmailで使ったので「GmailPW」としておいた。
「作成」ボタンに進むと、パスワードが生成される。「○○○○-△△△△-□□□-○○○○」のようなアルファベットで構成されたパスワードだ。
ということで、App用パスワードを生成する方法を紹介した。ぜひ参考してみてみほしい。