海外メディアの指摘により、iPadは「iOS 12.1.2」にアップデートされたiPhoneのバックアップから復元できないことが明らかになったが、個人的にもっと困る不具合に「iOS 12.1.2」のiPhoneで遭遇している。
そう、タイトルにもある通り、一部のイヤホンでBluetoothで接続ができなくなる不具合が、筆者の環境も含めて発生している模様。ワイヤレス時代にBluetooth関連の不具合とか、本当に勘弁してほしい。
「iOS 12.1.2」アップデート後の不具合を訴える声
Twitterで「iOS 12.1.2 Bluetooth」のキーワードで検索をかけると、iOSのアップデート後、Fitbitがうまく接続できないというツイートを発見。
fitbit OS3にしたせいかiOS12.1.2にしたせいか、ionicとiPhoneのペアリングがすぐに切れてしまう
毎回Bluetooth解除しないとペアリングできないし、ペアリングしてないから通知も全くこない…#fitbit #ionic— odo-odo (@odo_odo) 2018年12月26日
他にも同様の不具合を訴える声がないかと、Appleのユーザーコミニティを覗くと、いくつかのスレッド(英語)を発見。関連しそうなものをいくつかピックアップすると…
「iOS 12.1.1」以降、「iPhone 6s」で、ローディングは表示されるがBluetooth接続ができないというスレッド。こちらは、2018年12月30日に更新し、「iOS 12.1.2」にアップデート後も改善されないこと報告。
他にも、「iPhone XR」を「iOS 12.1.2」にアップデートしたことで、Bluetoothデバイスの検出ができなくなったというスレッドも。こちらは、iPhoneの再起動やBluetoothのオン/オフ、ネットワーク環境のリセットもしたが、改善はないという。
僕と同じ環境だと、「iPhone X」を「iOS 12.1.2」にアップデートしたところ、車とBluetooth接続ができないというスレッドも。こちらは、iPhoneの初期化まで行った模様。それでも改善はなく、打つ手に困り投稿した様子だった。
僕の症状
「iOS 12.1.2」には、2つのビルドが存在する。gori.meによると、2018年12月18日より配信されたのが「16C101」。21日からは「16C104」となっている。「16C101」に既にアップデートされたiPhoneでは、末尾「4」のビルドは適用されない仕様。
僕が「iPhone X」をアップデートしたのは26日。原因はわからないが改訂版が配信された後にアップデートしたにも関わらず、ビルドナンバーは改訂前の「16C101」が入っている(既にローカルに落ちてた可能性は十分ある)。
どうも問題は、OS?Macだと使える。iOS 12.1.2にアップデートしたのは、先月の26日だった pic.twitter.com/YjlgmV4KPv
— よーた | YO-TA SUZUKI (@yotaszk) 2019年1月5日
Bluetoothの不具合を感じ始めたのは、2019年1月5日の朝(前日までは問題なく利用できていた)。YouTubeを消費していたところ、やけに接続がブチブチと飛ぶため、Bluetoothのオン/オフを試し、多少改善!
昼過ぎに、再び音楽を聞くため「AirPods」を取りだし、接続を試みるも、設定画面では「AirPods」の横に接続済みの表示があるものの、コントロールセンターやミュージックアプリのステータスには表示されなかった。そこで、AirPodsとの再ペアリング、Bluetoothのオン/オフを試したが、改善はみられない。
AirPodsがiPhoneと繋がらなくなった。表示ではされてるのに、スピーカーから流れる? pic.twitter.com/hzxnTqzt0J
— よーた | YO-TA SUZUKI (@yotaszk) 2019年1月5日
なお、「iOS 12.1.1」を搭載した「iPad Pro(第3世代)」と「macOS 10.14.2」を搭載した「MacBook Pro(2017)」では、同じ「AirPods」が問題なく使える。また、問題の出ている「iPhone X」でも、同じ「W1」チップを搭載した「beatsX」は問題なく使える。
とても、不思議。「AirPods」も「iOS」もだめということかな…。もう少し様子を見てみよう。