「Android? そんなの、一生使うことないし、興味もないだけど…」
食わず嫌いをして数年、人生初のAndroidスマートフォン「Google Pixel 3a」を購入してみた。僕の身の回りには、イヤホンからMacまで全てApple製品で揃え、Appleエコシステムにどっぷり浸かっている。そんな僕が、1日メイン機として使い込んでみた感想をまとめてみる。
(噂によると、次世代の「Pixel 4」がまもなく登場するらしいが、なぜ今のこタイミングなのかは別記事で触れることとする)
使い勝手で困ることはない
メジャーなアプリを多く使っているので、OSレベルでのナビゲーションの違いなどはあるが、基本的なアプリの体験が全然違うことはなかった。なので、僕がスマホに要求するお仕事系アプリや、SNSなどは全く問題なく使えた。
あと、パスワード管理を「1Password」に統一していたのが幸いだった。これでもし仮に「iCloud キーチェーン」とかを使っていた場合、パスワードの入力コストで心がへし折れていたと思う?
ジェスチャーモードで操作感がiOSに
「Android 10(最新バージョン)」から搭載されたジェスチャーモードに切り替えることで、iPhone 11やiPhone XRと同じようなOSレベルの操作感に変更することができたのが良い。iPhoneからは移行しやすいなと感じた。
背面の指紋認証、半日で慣れる
MacBook Pro以外で、指紋認証を使う機会がなく、久しぶりにスマートフォンで指紋認証を使ってみた。使いたての頃はそれこそ「Pixel 3a」の画面を見てもロック解除されないなーと思い、意識的に指紋認証まで持っていった時もあったが、半日で慣れた。手に持ってる時は、指紋認証もFace IDでもどちらでもという気分になった。
Google アシスタントのリコメンドがすごい
「Pixel 3a」には、iPhoneのウィジェットページ的な立ち位置に、パーソナライズされたGoogleアシスタントのページが用意されている。こいつのリコメンド能力は伊達じゃない。興味あることが永遠に湧き出てくるイメージで、大袈裟ではなく、読み続けてしまう?
そして、Twitterほど情報源が固定されないのもいいなと思った。どうしてもいつものタイムラインから得る情報になってしまいがちだが、新しいブログや視点の発見になる。
音量調整の刻み方が違くて音量が掴みにくい
ここにきて、Appleの血が抜けないので「Pixel 3a」には「AirPods」を接続して「Apple Music」で音楽を聞いている。そこに不自由さは感じないのだが、iOSとAndroidで、音量調整のレベルの刻み方が若干異なり、適切な音量サイズが掴みにくいと感じた。
また、「Pixel 3a」はiPhoneと比べるとかなりチープなため、ポケットとサイドの音量ボタンが干渉し、誤操作されてしまうこともあった。OS面はともかく、次世代モデルにボタンの改善を期待したい。
キーボードがなんだか打ちにくい
とにかく、濁点や下の方の文字が打ちにくい。これに関しては慣れの問題なので、これにケチをつけてAndroidが悪とは思わないが、これからうまく付き合えるかな?
7:時計、おい!どうした
最後は完全に文句なのだが、朝起きる目的や作業時間の効率化のために、アラームやタイマーを使った。時計アプリを開き、タブを辿り、時間をセットする時に現れた画面がこちら:
本当に選択しにくいんだが…。そして、タイマーの「分」や「時間」からのセット方法が本当にわからない。普段はアプリやサービスのデザイナーをしているので、ある程度のUIの知識はあるがここはまだ噛み砕けてない。
まとめ:Appleエコシステムに浸かっていても、不便なく使えた
結論から言うと、少々不自由な点はあるものの、そこも慣れの問題だと思うので、Android生活の1日目を終えての総じての感想は、Appleエコシステムに浸かっていても、不便なく使えた(Apple Musicアプリが出てるのが大きい?)。
飛び抜けて便利だったり、iPhoneよりも「Pixel 3a」をあえて推すほどの魅力は残念ながらなかったが、問題なく使える。そして、何より、新しいものが好きな僕としては新しいOS触れワクワクしている。これから「Pixel 3a」を使い込む予定なので、またブログやYouTubeで動画を出せればと考えている。チャンネル登録もぜひ?
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