「macOS Catalina」がリリースされ、新機能のことで、僕のタイムラインでは賑やかになっている。一時、Twitterのトレンドに「Catalina」が入っていた。
その中でも僕は、新機能を試したい欲求を抑えて「macOS」のアップデートは「iOS」や「iPadOS」よりも慎重に行う。なぜ、僕が慎重にアップデートすべきと考えているのかまとめてみる。
MacBook Proは大切な仕事道具
「MacBook Pro」は大切な僕の仕事道具である。完全なプライベートでもあり、最悪代替えが効く「iPhone」や「iPad Pro」と比べると、慎重になる理由はこれだ。
特に個人でクライアントワークをしていたりすると、macOSを下手にアップデートした場合に、必要なアプリが動かないなんて事態は「プロ」としてあってはならない。
macOSの復元はとても面倒
macOSの復元はとても面倒だということ。「iPhone」や「iPad Pro」と比べると、データ容量も違ければOSの容量も大きい。そして何よりも時間がかかる⌚️
特に仕事を効率よく行うために、細かすぎる設定のカスタマイズもしている。仮にTime Machineから復元したとしても反映されないものも多い。よって、iPhoneよりも確実に使えるようになるまで時間が掛かってしまう。
iOSと比べて、アプリの対応が遅い
iOSやiPadOSは、オフィシャルな経路ではApp Storeからしかアプリを入れられないが、macOSは外部のサイトからのインストールができる。
App Storeに出すためには、それなりのハードルがあり、それらを乗り越えた提供者はサポートも早いイメージがある。一方、macOSの場合は、有名なんだけど個人で開発しているアプリがあったりする。それらのアプリは当たり前ながらゆっくりになることもしばしば。
特に「macOS Catalina」は、Office 2011などの32bitアプリが起動不能(gori.me)とのこと。そして、毎度のことながらPhotoshopやIllustratorを提供するAdobe製品は動作が怪しいとの報告もある。一刻も早く対応してほしい?
以上の理由により、僕は「macOS」のアップデートを慎重に行なっている。ちなみに、Twitterでアンケートを取ってみたところ、記事執筆時点では49%の人が未アップデートで、その約半数の20%の人が既にアップデートしたとのこと。
それでも、「macOS Catalina」の新機能を使いたい
それでも新機能を使いたい!ということで、古い「MacBook Pro(2015)」を引っ張り出してきて「macOS Catalina」を入れてみた。
特に「iPadOS」と連携する「Sidecar」を使いたかったが、どこを探しても見当たらず、調べてみると、サポート機種は「MacBook Pro(2016)」以降らしい(iPadもApple Pencilが使える機種に限られるため、厳しい制約がある)。引っ張り出して来たにも関わらず、使えなかった?
ちなみに「iOS」や「iPadOS」も気を抜くべきではなく、バックアップと時間に余裕をみて行うべき。Applは秋に色々と忙しいが、時期をみて時間を見つけなければ…!