【レビュー】新しい「iPad（2017 / 第5世代）」を開封ーー美しいゴールドモデル

よーた（@yotaszk）です。3月の終わり、Appleは「iPad（2017 / 第5世代）」をApple公式サイトでサイレントアップデートした。Airでもなくminiでもない、Proでもなければ無印の「iPad」が4年ぶりに登場した。

今回は、いろいろな巡り合わせで「iPad（2017 / 第5世代）」のカラーはゴールド、32GB、Wi-Fiモデルを購入したので「iPad（2017）」の開封レビューと題し「開封の儀」の様子をお届けしていきたい。

「iPad（2017）」は進化したのか？

詳しくはApple公式サイトのスペック表を見ていただくとして、この「iPad（第5世代）」のスペックを少しだけ抑えておこう。

「iPad Air（2013）」と「iPad Pro」と何が違うんだよ！って感じの人も多いと思うが、結論から言うと「iPad Air」の見た目をしながら「iPhone 6s」と同等の脳みそを持った過去最安値の「iPad」と表現するのがいいのかもと持っている。

スペック

過去最安値、37,800円

この「iPad」の売りは過去最安の価格設定だと思う。32GBモデルが記事執筆時点では37,800円（税別）、128GBモデルでも48,800円（税別）という設定だ。

「iPad（2017）」フォトレビュー

これが「iPad（2017）」ゴールドモデルのパッケージ。「iPad Air 2」や「iPad Pro」と同じく横からの「iPad」が印刷されている。

いよいよ開封。「iPad Air 2」を購入したときと変わらないものの何かワクワク感がある。ちなみにゴールドモデルの「iPad」は僕自身初めてだ。これまでシルバーとスペースグレイは使ったことがある。

「iPad（2017 / 第5世代）」の外観をチェックしていく。ゴールドの美しい高級感のあるボディが素晴らしい。「iPad Pro」と違いカメラレンズが突起になっていないのもポイントが高い。

「iPad」のフォントも微妙に変わっているので、後ほど公開する「iPad 3」と「iPad Air 2」との比較記事をご覧いただければと思う。スピーカーグリルも「iPad Air」とは違うデザインだ。

音量調整ボタンはここ。「iPad Air（2013）」と厚みは同じだがマナーモードスイッチがなくなっていて「iPad Air 2」と同じ感じになった。マナーモードにする場合はコントロールセンターからどうぞ。

電源ボタンは上部にある。「iPhone 7」で廃止されたイヤホンジャックもあり。これまで角を鏡っぽく仕上げるダイヤモンドカットは「iPhone SE」と同じく廃止された。

「iPad（2017）」の横から撮影すると、厚くなったとは言え十分と言っていいほど薄い。6.1mmではないがやっぱり薄いんだなと再発見できた。

持ってみると、やはり9.7インチの絶妙サイズはいい。そして「A9」チップの快適さはヤバイ。まだ数日しか使っていないが満足できるコスパ最強の「iPad」だ。

付属品はいつもと変わらないのでサッと紹介だけしておく。

• iPad
• Lightningケーブル
• ACアダプタ
• 説明書

「iPad」ベンチマークスコア

最後にベンチマークスコアを載せておく。RAMは2GB、プロセッサは「A9」チップなので文句なしの動きとスコア。

見ての通り「iPad（2017 / 第5世代）」のシングルスコアは2521、マルチスコアは4408という数値だ。

参考までに同じチップの「iPhone SE」のシングルスコアは2410、マルチスコアは4055、「A10」チップを搭載した「iPhone 7 Plus」のシングルスコアは3306、マルチスコア5411とのこと。（iPhone 7 Plusすごい）

買い換えるべきなのか

最後に「iPad（2017）」は買い換えるべき機種なのかという点について書きたい。僕が感じたのは「iPad Air 2」や「iPad Pro」を持っているユーザーは買い換える必要はなさそうということ。

「iPad Air」のユーザーはTouch IDがないので買い換えてもいいかもしれない。またそれ以前の無印の「iPad」を使っている人は買い換えを検討しても十分にいいレベルな気がする。まだ「iPad」を持っていない人へのプレゼントや入門機としてもオススメできそう。

見た目はiPad Air、中身はiPhone 6sの新しい「iPad（2017 / 第5世代）」。悪くない、これ普通にいいぞ。

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