iPhone 11とiPhone 6sの違いは?機種変更前に知りたい機能を比較

iPhone 11とiPhone 6sの違いは?機種変更前に知りたい機能を比較

今年も新型iPhone「iPhone 11」がAppleより発表された。今年は3サイズがラインナップされ、カメラ性能やバッテリー持ち、新色の追加など着実に進化している。本記事では「iPhone 11」と4年前に発売した「iPhone 6s」の違いを比較し、機種変更の参考になればと思う!

デザイン・カラー

「iPhone 11」と「iPhone 6s」を比べると、「iPhone 11」の方が選択肢が多い。「iPhone 6s」は落ち着いたカラー展開となっているが、「iPhone 11」は定番のホワイトとブラックから派手目なイエロー・レッド、落ち着いた新色のグリーンとパープルなどが特徴。自分が付けたいケースに合う色を選ぶのがよさそう。

iPhone 11
グリーン、ブラック、レッド、パープル、ホワイト、イエロー

「iPhone 6s」は4色のカラー展開だった。

iPhone 11iPhone 6s
– グリーン
– ブラック
– レッド
– パープル
– ホワイト
– スペースグレイ
– シルバー
– ゴールド
– ローズゴールド(当時は新色)

画面サイズ

「iPhone 11」は6.1インチの画面を搭載。「iPhone 6s」は、4.7インチだったので、1.4インチほど画面が大きい。本体サイズも大きくなっているが、そもそもホームボタンの廃止により、本体いっぱいを画面にできるようになった。

iPhone 8 iPhone XR iPhone 8 Plus
4.7インチ、6.1インチ、5.5インチのiPhone 比較

バッテリー持ち

「iPhone 11」のバッテリー持ちは、着実に良くなっている。オーディオ再生を見れば15時間も長く使える。これは一部のデータだが、バッテリー持ちが良くなってることがわかるでしょう。

iPhone 11iPhone 6s
ビデオ再生(ワイヤレス)最大17時間最大11時間
オーディオ再生(ワイヤレス)最大65時間最大40時間

「iPhone 11」はワイヤレス充電と高速充電にも対応している点が進化。ワイヤレス充電では、Lightningケーブルを差し込まずに充電できるので、充電しながら有線イヤホンも使える。高速充電は、高速充電の条件を満たせば、30分で最大50%のバッテリーを回復できる。忙しい朝には必須!

iPhone ワイヤレス充電

カメラ性能

「iPhone 11」は、背面に広角レンズ、超広角レンズの2レンズを搭載し、インカメラの性能も飛躍的に向上している。

ナイトモード

光量の少ない夜や暗所での写真を綺麗に撮れる機能「ナイトモード」が「iPhone 11」に搭載された。iPhoneはこれまで暗所に弱く、暗所だと一気に画質が落ちる欠点があったが、克服された感じ。

iPhone 11 ナイトモード

超広角レンズ

「iPhone 11」は2レンズを搭載し、広角レンズよりもさらに広い「超広角レンズ」を搭載している。近くにいながら被写体の周りを広く撮影することが可能になる。

iPhone 11 超広角レンズ

Quick Take

「Quick Take」では写真やビデオのモードを切り替えることなく、写真モードでも長押しすることで、ビデオの撮影が可能になる。急いでシャッターを切りたいときに切り替えは面倒だったので、地味だが良い改善。

iPhone 11 Quick Take

ポートレートモード・次世代のスマートHDR

他にも「iPhone 7 Plus」から利用できた、背景をぼかす「ポートレートモード」AIにより画像を解析し、写真の色味や影を自動で調整する「次世代のスマートHDR」が利用可能に。

「iPhone 6s」は、広角レンズの1レンズで、ポートレートモードやナイトモードは使うことができなかった。結論を一言でまとめれば「iPhone 11」はめちゃくちゃ綺麗な写真が撮れるよ!

顔認証「Face ID」

「iPhone 11」には、指紋認証の「Touch ID」がない。指に代わり顔認証の「Face ID」でiPhoneのロックを解除する仕組みに変更された。

iPhone XS Max Hello

「Touch ID」がないことを言い換えると、「ホームボタン」がないということ。ホーム画面に戻ったり、アプリを切り替えは、ホームボタンの代わりに登場した画面下部に常駐する「バー」で操作する

iOS 12 Siriショートカット
画面下部の黒いバーはホームボタンの代わり

耐水・強度

「iPhone 11」は、水深2メートルで最大30分間の耐水性能がある。一方、「iPhone 6s」には耐水性能がない。耐水性能を過信しすぎるのは良くないが、より安心して水場でiPhoneを使えそう。

iPhone 11 耐水性能

「iPhone 11」の素材は全面ガラス。ガラスだから割れやすいのでは?と思うかもしれないが、強度の高いガラスを採用しているので安心。以下Appleが公開している動画(20秒〜)では、猫に机の上から「iPhone 11」が蹴り落とされバッグの中に入るシーンもあり、強度に自信を見せている!

イヤホンジャックの廃止

「iPhone 11」を含む、「iPhone 7」以降のiPhoneでは、イヤホンジャックが完全廃止されている。よって、有線で聴く場合は、変換ケーブルを購入するか、付属するLightning端子のイヤホンで音楽を聴く必要がある。

一番オススメのワイヤレスイヤホンは「AirPods」。AppleがiPhone用に出してるだけあり、面倒な設定は一切なし!購入して、iPhoneのBluetoothをオンにして、ケースを開けば「iPhone 11」と「AirPods」が連携し、音楽を楽しめる

参考までに僕が公開しているレビュー動画を載せておく!そして、AirPodsの公式サイトはこちらから。

まとめ:iPhone 6sからiPhone 11に機種変更する価値は十分にあり!

「iPhone 11」は、「iPhone XS(2018)」から機種変更するほどの違いや価値はそこまでないかもしれないが、「iPhone 6s」から「iPhone 11」に機種変更する価値は十分にありそう。

具体的に、機種変更することで以下の恩恵を受けることができる:

  • 特に新色(グリーン、パープル)で新機種感を出せる
  • 大きい画面
  • カメラ性能の向上
  • バッテリー持ちの向上
  • Face IDを試せる
  • 耐水性能の向上
  • より高速な頭脳(特にゲームなどでは恩恵が受けられる)

一方、最後に触れた通り残念ながらイヤホンジャックはない。これまでのAppleの傾向から、次世代モデルにイヤホンジャックが復活するとは考えにくいため、諦める以外の選択肢はなさそう…。

「iPhone 6s」が発売されたのは4年前。そろそろ機種変更の時期を迎える人も多いと思うので、ぜひ「iPhone 11」に機種変更してみてはいかがだろうか。各ケータイ会社の公式サイトは以下からどうぞ!