最終更新：2020.03.24

macOS Catalina (10.15)にアップデートして困っているバグ・不具合たち【2020年4月】

macOSのアップデートはiOSよりも慎重になる理由という記事を書いたが、それから数週間後、やっと「MacBook Pro」を「macOS Catalina」にアップデートした。（本当はアップデートするつもりはなかったが、どうしても「SwiftUI」を使ってみたくなった）

すでに、gori.meの「macOS Catalinaの不具合、アプリの動作不良、各種問題報告まとめ」を読んでいたので、不具合の数々は知っていたが、予想していたよりもバグがあるなぁと日々思う。現在、僕が遭遇して特に困っているバグと対処法をまとめてみる。

1. Bluetooth の遅延

一番困っているのは、Bluetoothの遅延だ。外部ディスプレイ接続時には、Magic Mouse 2、Magic Keyboardを使っているが、遅延がすごい。特にキーボードの遅延は酷く、キーを1回打っただけなのに、同じ文字が連打になってしまう。

macOSの再起動を試したが、いまだに改善される様子はない。マウスとキーボードが使えないと外付けディスプレイが使えないため、かなり困る。

【追記】macOS 10.15.3 (19D76)にアップデート後、Bluetoothの挙動が改善されたように思える。ただ、たまにやはり途切れる。仕方ないのかな…。

【修正済み】2020年2月に配信されたGoogle Chrome (バージョン80)にて「ヒラギノ角ゴ Pro/ProN」が反映されない不具合を修正された。

「Google Chrome」をメインブラウザとして使うMacユーザーは多いと思うが、Macの売りでもあるフォントがガタガタになるケースが多発している。

これはシステムフォントが消滅したことが原因とのこと。とにかく明朝体のオンパレード。

現時点の解決策としては、Google Chromeの設定からデフォルトフォントを指定しておくこと。僕は代わりとして「Noto Sans」を指定している。なお、この不具合は、Google Chromeのテスト版「Chrome Canary」の最新ビルドで修正されている。

バグではないが、「場所が変更された項目」というフォルダがデスクトップに出現した。これ、どうすればいいんだ・・・？以下記事に対処方法などをまとめているので、困っている人はぜひ参考までに。

唯一の新機能と言っても過言ではない「Sidecar」。接続してしまえばワイヤレスでも不安定という印象はないが、接続するまでが不安定だと感じる。必要な時にMacはiPadを認識しないし、認識しても、iPadの画面がダークアウトしてしまったり…。

最初のうちは使うが、だんだん使わなくなりそうなので、僕が「Sidecar」に飽きるまでにmacOSのバグ修正アップデートを配信してほしいところ。

起動が遅い、マジで遅い。僕の環境では「macOS Mojave」と比べて圧倒的に遅くなったと感じる。「macOS Catalina」になり、上記のBluetoothの不安定さや「Sidecar」の不安定さに触れたが、その度に再起動をするが、遅い。

起動してしまえば特に「遅さ」を感じないが、起動速度が気に食わない。以下の記事には対処方法をまとめているが、今後さらなる改善があれば追記する予定。

いくつかのApple製品を使っていると、各製品を連携する「iCloud」は重要。特に僕のように、iPhone・iPad Pro・MacBook Pro・Apple Watch・AirPods Proまで持ってる人には欠かせない。

「iCloud」は便利なのだが、iOS 13にアップデート後なのか、macOS Catalinaにアップデート後なのか、非常に調子が悪く、メモやSafariのブックマーク、写真の同期が遅く困っている。今のところ待つ以外の解決策はない。

やっぱり、特にメインマシンである「MacBook Pro」をアップデートしてみたが、Bluetoothが遅延するとか本当に困る。使い物にならないし、ワイヤレス化を進めるAppleがやっちゃダメでしょ、と思う。

記事執筆時点で、筆者の「macOS Catalina」のバージョンは「10.15.1」だが、特に本記事で触れた内容が修正されていることは確認できなかった。ああ、とても残念…！

一刻も早く修正版を配信してほしいところ。

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