「iPhone X(スペースグレイ)」レビュー

iPhone X 開封レビュー

「iPhone X(スペースグレイ)」モデルをApple公式サイトで予約して遂に「iPhone X」を入手することができた。

Appleが持つ最高の技術、デザインなどが詰まりまくった10周年記念モデルである「iPhone X」。そして、ホームボタンが存在しないはじめてのiPhoneである。ファーストインプレッションから1週間以上使い込んだ感想までをまとめておく。

「iPhone X」、開封

まず、これが「iPhone X(スペースグレイ)」モデルのパッケージである。

iPhone X パッケージ

ペリペリを剥がす瞬間。未来がここからはじまると思うとワクワクする!

iPhone X スペースグレイ 箱 開封

「iPhone X」よ、オープン!!いよいよご対面。。。

iPhone X パッケージ 開封

と思ったら、やっぱり「Designed by Apple in California」だった。昨年の「iPhone 7」から実は変わっている。ご対面はこのあとだ。

iPhone X Designed by Apple in California

ついにご対面!!これが「iPhone X(スペースグレイ)」モデルである。もう、iPhoneを買ってから毎日押してきたホームボタンの姿はここにない。大胆なAppleの覚悟が垣間見れる。

iPhone X スペースグレイ 開封

第2のペリペリを剥がしてみる。

iPhone X 開封

背面のガラスは、「iPhone 8 Plus」の時と同じく高級感あふれる。デュアルレンズカメラは縦に。

電源ボタン改め、サイドボタンを押して「iPhone X」を起動。サイドボタンは「iPhone 8 Plus」よりも一回りほど大きく押しやすくなっていた。

iPhone X 起動

iTunesに「iPhone 8 Plus」のバックアップをしておいたので、それに繋げ初回セットアップを簡単に済ませてみる。

ちなみに、「iPhone X」は「iOS 11.0.x」で、今朝バックアップを取った「iPhone 8 Plus」は「iOS 11.1」だったので復元ができない。とりあえず「iPhone X」のOSアップデートを実行して、データの復元を行った。

iPhone X こんにちは

「Face ID」セットアップ

顔認証システム「Face ID」のセットアップが、初回セットアップの流れで促される。「Touch ID」のかわりに搭載された新技術だ。これからは、Apple PayやiTunes Storeでの購入など「Face ID」が担当する。ちなみに、寝ている間にロック解除は不可能とのこと

iPhone X Face ID セットアップ

これが「Face ID」の登録画面である。顔をぐるぐると回して、センサーハウジングにある(切り欠け部分)の3Dセンサーで読み取り登録は完了!すでに使ってロック解除をしているが、今のところパスコードを要求されたことはない。僕のように手汗をかく人には「Touch ID」より相性が良さそう。

iPhone X Face ID セットアップ

ホームボタンがない「iPhone X」は別物

「iPhone X」にホームボタンはない。ではどうやって操作するのだろうか。サイドボタンと音量ボタン、新しいジェスチャーで機能を補完する。これによって「iPhone X」はこれまでのホームボタンがあるiPhoneの操作感とは違っていた

iPhone X ホームインジケーター

半日使っただけじゃ、正直全然慣れないが、なんとなくこうすればこうなるくらいの勘が働くようになった。これから数日間かけて、円滑な操作のポイントだったりを体得していきたい。同時にホームボタンの偉大さを知った。ホームボタンよ、さらば!こんにちは!ホームインジケーター(下のバーの名称)

iPhone X ホームボタン ホームインジケーター

センサーハウジングは気になる時がある

センサーハウジングはアプリによって、切り欠けが気になる。例えば、Twitterは「iPhone X」に対応しているのだが、背景がホワイトなので色が真逆なのでとても気になる。一方、ホーム画面ではそこまで気にならなかった。

iPhone X センサーハウジング

ちなみに、「iPhone X」のディスプレイサイズに多くの主要アプリは対応済み。これから購入する上で、アプリの対応・非対称は心配しなくていいでしょう。

丸角のディスプレイは、思ったより気になる。今まで角があるということが普通だったので、とても不思議。ただ、これも慣れかなと思う。

iPhone X ベゼル センサーハウジング

絶妙なサイズ感

サイズ感は結構気に入っている。幅は「iPhone 8」、縦は「iPhone 8 Plus」のサイズに似ていて、Plusサイズを愛用する僕からすると、グリップ感がとても増した。幅的には片手操作は十分にできた。

iPhone X ホームボタン ホームインジケーター

一方、縦が長いので上の方の操作はとてもむずかしい。例えば、「コントロールセンター」は右上を下にスワイプすることで出すジェスチャーに変更されたのだが、これを出すのに意外と苦労している。ホーム画面は下の方によく使うアプリを並べるなど、工夫しだいで快適に使えそうと感じた。

iPhone X コントロールセンター

ようこそ「iPhone X」へ

iPhone X ようこそ、iPhoneへ

ということで、「iPhone X(スペースグレイ)」モデルのファーストインプレッションをレビューしてみたがいかがだっただろうか。未来のスマートフォンをいち早く体験できてとても満足だ。また、同時にジェスチャーなどで改善してほしい点も同時に見つかった。

「iPhone X」はホームボタンなしiPhoneの歴史の始まりである。これからブラッシュアップされることを大いに期待したい。そして、変化を恐れず多くの人が「iPhone X」を手にとって欲しい。ワクワク感はここ数年のiPhoneとは比べ物にならない。あなたも未来を体験できるはず。