16インチMacBook Proに噂される「シザースイッチキーボード」と「バタフライキーボード(Magic Keyboard)」の違い

16インチMacBook Proに噂される「シザースイッチキーボード」と「バタフライキーボード(Magic Keyboard)」の違い

16インチ「MacBook Pro」が正式に発表された。新しいベゼルレスデザインを採用し、escキーが復活、キーボード構造の見直され、耐熱構造なども見直された。なお、Touch Barは健在。

本記事では、16インチMacBook Proに噂される「シザースイッチキーボード」と「バタフライキーボード」の違いに注目し、解説してみることにする!

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バタフライキーボードとは

「バタフライキーボード」は、2015年に発売された「MacBook(12インチ)」で初めて採用され、2016年には「MacBook Pro」シリーズに展開された、Appleが手がけた最新のキーボード内部デザイン

従来比、4%キータイピングが安定し、40%薄型化、17%ほどキートップのサイズを大きくすることに成功。MacBookシリーズの薄型化に大きく貢献した。だが、極限まで絞りすぎたデザインは同時に問題も抱えていた。

事実、バタフライキーボードを採用するMacBookシリーズの全機種は、「MacBookキーボード修理プログラム」の対象に発売と同時に追加。バタフライキーボードに変更後、Apple Storeにおける修理数は2倍になったという報告もある。どうも壊れやすい。

ここまでだと「バタフライキーボード」が問題児感が満載。だが、悪いところだけではない。例えば、キータイピングの安定性は従来のMacBook Pro(2015)などよりも安定し、キートップが大きいことでキー間の移動が楽になった気がする。

2年以上使う「MacBook Pro(2017)」は、今の所一度もキーボードに変わった様子はない。しかし、僕の周りにはApple Storeに修理に出した友人や壊れたまま外付けキーボードで代用している人も少なからずいる。

シザースイッチキーボードとは

「シザースイッチキーボード」は、一言でいえば2015年までの「MacBook Pro」、非Retinaの「MacBook Air」、「Magic Keyboard」などで幅広く採用されていた、いわば先代のキーボードで採用していた内部デザインのこと。

Appleは噂される16インチMacBook Proに、改良したシザースイッチキーボードを採用すると言われている。シザースイッチ式に置き換えることで、低コストかつバタフライキーボードが抱える問題を解決しようとしていると見られている。

まとめ

16インチMacBook Proに噂される「シザースイッチキーボード」と「バタフライキーボード」の違いを簡単に紹介してみた。

噂される16インチ「MacBook Pro」で採用される進化したキーボードはとても楽しみだ。なお、16インチ「MacBook Pro」は、9月から10月にかけて発表・発売されると予想されている。キーボード以外の全体的な噂は以下の動画でまとめているので、もし良かったらご覧ください!