「iPhone 7」から新しいホームボタンが採用されました。僕は「iPhone 7 Plus ジェットブラック」「iPhone 7 ブラック」の2機種と「iPhone 8 Plus」をこれまで使ってきました。
一足先にホームボタンを使ってみて感じたことをレビューしてみるので参考にしてみてほしい。また、設定も紹介するので自分にあわせてカスタマイズすべし！
新しいホームボタンは、仕組みから別物
新しい「iPhone 7」のホームボタンは今までのホームボタンとは別物です。そもそ物理的なボタンではないから。ボタンのような押した感触はあるが、実は凹んでいる訳ではないんです。
どういうことなのかと言うとAppleが開発した「Taptic Engine」と呼ばれる振動を生み出すエンジン仕組み。この仕組で、あたかもボタンを押して凹んだような振動を指に伝えているだけで凹んでいない。伝えるのが難しいが、ボタンだけど実際には凹んでないということ。
実は、この仕組みは他のApple製品にも搭載されています。例えば「Apple Watch」のディスプレイや「MacBook」のトラックパッド、iPhoneの「3D Touch」ディスプレイ（LINEなどで既読が付かずに見れる機能）など。
今までiPhoneの物理的なホームボタンに慣れたユーザーからは賛否両論あるようですが、個人的には新しいホームボタンは気に入っています。振動でのフィードバックを3段階からカスタマイズできたりできるのが面白いし、強さを「3」にするとかなり押しているような感覚があります。
皮膚感がないとホームボタンは反応しない
ただ困ったこともありました。今まではホームボタンを爪で押すことが多かったのだが、なぜか爪だとホームボタン反応しない（動くことは動くが振動のフィードバックがない）。調べてみると、皮膚が接触しないと動かない仕様ということが分かっているとのこと。
記事ではスマホの画面を操作できる手袋でも反応しない場合があるとのことだったので検証してみることに。手袋はスマホ対応の「iTouch Groves」を使い、主な素材はウール、ナイロン、アクリルの3つとのこと。
ホームボタンを押してみると、案の定、全く反応しなかった。ナンテコッタイ！！（素材によっては反応する手袋もあるそうなので調べてみてほしい）
新しい感覚なので、「iPhone 8」や「iPhone 7」を購入する前に展示品などで試すほうが良さそう。5分くらい触っていると、自分に合うのか合わないのかきっとわかるはず！もし即なれなくても使っていれば順応するはず！
ホームボタンがない「iPhone X」
「iPhone 7」ではホームボタンが感圧式に変更されたが、2017年11月に発売した「iPhone X」にはホームボタンがありません。こちらの操作感は「iPhone 7」以上に操作感が全く別物。操作方法や感想などは、以下のレビュー記事に詳しく書いておきました。ご覧あれ！